また営業メールか、、、

興味がない営業メールは開封されず、すぐに削除されてしまいます。

 

手紙やはがきであれば、ほかの人と差別化ができますが、
字を書いて送る作業には時間と労力がかかるため、営業に活用できていない方も多いです。

 

この記事では、営業マンが手紙を活用するべきシーンや理由、コツについてまとめました。

  • 営業マンが手紙を活用するべきシーン
  • 営業マンが手紙を活用するべき理由
  • 手紙を活用するコツ

手紙は営業をするうえで重要なビジネスツールです。営業でなかなか成果が出せずに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

 

営業マンが手紙を活用するべきシーンは主に3つあります。

  • 顧客への営業
  • 訪問や成約後のお礼
  • 担当の退職・異動の挨拶

いずれのシーンでも顧客との関係性を構築する上で手紙は重要な役割を果たします。

手紙を活用するべきシーンを理解し、今後のチャンスにつなげましょう。

 

顧客への営業

顧客への営業をする際にも手紙を活用するとよいでしょう。

新規の顧客・既存の顧客へ手紙を送る場合それぞれわけて説明します。

 

１、新規の顧客への営業

新規の顧客へ手紙を送る場合は、手紙を送った経緯や自社の紹介を説明し、相手の警戒心を解くのが重要です。

商材の説明はせず、まずは関係性構築を目的に手紙を書きましょう。

 

２、既存の顧客への営業

既存の顧客へ手紙を送る場合は、関係性に合わせた挨拶から始めます。

しばらく取引がなかった企業に対しては「ご無沙汰しております。以前は〜をご利用いただきありがとうございました。その後、お困りのことはございませんか」などと近況を探るフレーズから書き出すと良いでしょう。

 

訪問や成約後のお礼

訪問・成約後にも手紙を送るのがおすすめです。

訪問・成約後にすぐに手紙を送ると、顧客に「成約後も気にかけてくれる企業だ」という印象を与えられます。

訪問・成約後に丁寧な手紙を送り、顧客と信頼関係を築き、今後のチャンスにつなげましょう。

 

担当退職・異動の挨拶

担当の退職や異動の際にも手紙を送りましょう。

担当者が変更後も顧客と自社が良好な関係であるために、引き継ぐ担当や、今後のスケジュールを手紙に記載します。

丁寧な手紙を読めば、相手は「担当が変わっても安心だ」と感じてくれます。

 

手紙を活用するべき理由は大きく分けて3つあります。

  • メールよりも開封率が高い
  • 物理的に手元に残る
  • 商談したい相手に直接届く可能性が高い

手紙には、メールを送るだけでは得られないメリットがあります。手紙を活用するべき理由を理解し、営業を成功させましょう。

注意点をしっかり押さえて、ビジネス文書を適切に作成し発信・保管をしましょう。

 

メールよりも開封率が高い

手書きのはがきや手紙はメールよりも開封率が高い傾向にあります。

自分だけにきたという特別感があるためです。

質の良いレターセットや切手等を使用すればさらに好印象となり開封率が上がるでしょう。

万年筆や筆ペンを使用すればより丁寧な印象を与えられます。

 

物理的に手元に残る

手紙は、物理的に手元に残るのがメリットです。

メールは次々と送られてくる他のメッセージに埋もれやすいですが、手紙であれば再度、目にするチャンスがあります。

相手に印象深く覚えてもらえ、手紙をきっかけに自社への商品への問い合わせがくる可能性もあるでしょう。

 

商談したい相手に直接届く可能性が高い

手紙の場合は商談したい相手に直接届く可能性が高いです。

テレアポでは、ほとんどの場合で電話担当者とやりとりをします。

しかし、商談をしたい相手の名前で手紙を送れば、本人に見てもらえる確率が高くなるでしょう。

決裁者などに直接メッセージを届けたい場合、手紙を出すのは有効な方法の一つです。

 

手紙を活用するときのコツは2つあります。

  • ・手紙の送付方法にこだわる
  • ・手書きで手紙を書く

手紙を出す際には、送付方法などを工夫するのも重要です。

手紙を活用するときのコツをおさえ、他の人との差別化を図れば相手の目に留まりやすくなるでしょう。

 

手紙の送付方法にこだわる

手紙の内容だけではなく、手紙の送付方法にもこだわりましょう。

一般的な窓開き封筒、自社名の印刷された封筒や宛名シールでは他の手紙に埋もれてしまう可能性があります。

手紙を出す際には特別感のあるレターセットを使用したり、記念切手を貼ったりするなど周囲と差別化を図りましょう。

 

手書きで手紙を書く

手紙は必ず手書きで書きましょう。

手書きで書くと「この人はわざわざ手紙に時間を割いてくれたんだ」「自分のことを考えて手紙を書いてくれたんだ」と顧客に特別な認識を持ってもらえます。

パソコンで作成された文章は、不特定多数に送付している印象を与えてしまいます。

丁寧な字を心がけ、相手に気持ちを伝えましょう。

 

手紙は営業マンが顧客と関係構築するための有効な手段の1つです。

あらゆるシーンで手紙を活用できれば、営業成績の向上につなげられます。

特に、メールは営業するうえで手軽な手段ですが、開封率は手紙に比べて低いです。

手紙を活用できれば他の営業と差をつけられるため、自社に興味を持ってもらえる可能性が高くなります。