手書きで履歴書を作成するメリット
手書きのほうが丁寧な印象を与えることができます。特に日本人には手書きを評価する傾向があり、手紙や年賀状、お祝いのメッセージカードなどを受け取った際にも、パソコンで印刷されたものより手書きで書かれたもののほうが、丁寧な印象を受ける人が多いです。
また、熱意が伝わりやすいのもメリットです。手書きでびっしりと書かれている履歴書を見て、
「頑張って書いたんだな」「熱意がこもっているな」と感じる採用担当者も少なくありません。
人柄が伝わりやすいのも手書きならではです。文字の「止め」や「はね」がしっかりとしていると「几帳面な人」という印象を与えられます。字が綺麗だと、やはり「丁寧な人」だという印象を与えることができます。
パソコンよりも熱意や人柄が伝わりやすいのが履歴書を手書きするメリットといえます。本命企業でどうしても自分の想いを伝えたいという方、字に自信があるという方は手書きで履歴書を作成してもいいかもしれません。
手書きで履歴書を作成するデメリット
手書きで履歴書を作成するデメリットとして挙げられるのが時間と手間がかかるということです。1枚の履歴書を手書きですべて仕上げるのは大変な作業で、書き終わった頃には1日が終わっていて、手も疲れてしまうということもあるかもしれません。複数社に応募する場合はなおさらです。
さらに間違えてしまえば最初から書き直さなければならないため、余計に手間がかかってしまいます。
また、人柄や想いが伝わりやすいというのが手書きのメリットではありますが、逆をいえばマイナス評価にもつながりやすいという側面もあります。悪筆な場合や字に癖がある場合は「読みづらい」「雑な人」という印象を与えかねません。
複数社に履歴書を出す予定がある方、字に自信がない方は、パソコンのほうがいいかもしれません。