結論から申し上げます。
文章を書くときは、「漢字3割:ひらがな7割」を意識すると良いです。ピッタリに収めるのは難しいため、漢字の使用率は20%〜30%くらいを目安にするとよいです。
漢字が30%ほど含まれている文章は読みやすいといわれています。
30%以下では締まりがなくなり、40%ではいくらか硬い感じになるといいます。参考元:「大漢和辞典を読む」紀田順一郎編・大修館書店
カタカナの使用は慎重に
カタカナは慎重に使用しましょう。
とくにビジネスシーンでは、カタカナを多用すると聞き手や読み手を困惑させてしまいます。
【例文:カタカナ語の多用】
ダイバーシティを重視した経営を心がけ、ワークシェアリングの徹底と社員のモチベーション管理にもコミットしている
カタカナを多用した文章は、意味がわかりにくいです。
例文の、ワークシェアリング(業務分担・雇用の分け合い)、モチベーション(やる気)、コミット(目標に対して責任をもつ)は、一般的でわかりやすいカタカタ語です。しかし、多用するとくどい印象です。また、「ダイバーシティ」が、「多様化・相違点」であるとわかる人は少ないでしょう。大勢が理解できない言葉を使うのは適切ではありません。
言葉の意味がわかりにくく、誤解を与えてしまいます。
カタカナを使用するのであれば、次の3つをクリアしているか考えつつ使用してみましょう。
- 誰にでも意味がわかるカタカナ語であるか
- そのカタカナ語で文章が軽快になるか
- カタカナ語を多用していないか
横文字の言葉を「カタカナ」で表現される方が多いですが、推奨はしません。
誰にでもわかる言葉を意識しましょう。
トドケルでは、手紙営業の文章作成を行う際に今回のような「漢字とひらがな」の比率も意識しています。少しでも営業にお困りの方、手紙営業に興味のある方はぜひ一度下記連絡フォームよりご連絡ください。